2008年10月22日

OEM元との打ち合わせ

吉田は、気を取り直してOEM元のメーカと打ち合わせにすることにした。
OEM元は台湾メーカーだが、日本支社がある。とりあえずは、そこの担当者にはなしを聞きに行くことにしたのだ。

吉田「こんにちは、羽道さん」
羽道「吉田さん、久しぶり」
吉田「今度のあれだけど、うちの仕様聞いた?」

こんな感じで打ち合わせが始まった。

出荷は1月
吉田の社が望むUIの変更を入れること機能追加をすること
既に出荷まで2ヶ月無い状態での話し合いが始まった。

既にこの時点でどんなゴミが出来てもおかしくない状況であった。

posted by へたれぷに at 00:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月19日

開発を始めるにあたって

開発にあたって今まで類似製品を開発してきた吉田が、製品担当に割り当てられた。

吉田は今まで類似製品のソフトウェア開発を行ってきたこともあり、
その新製品についてもある程度『分かっていた』。

過去にOEMに使われていた他社が作ったソフトウェアを見て思った。

「何だこれは?」

動作がとにかく緩慢である。

さらに日本市場になじまず、マウス/キーボードで操作しずい操作画面。

「なんてこった・・・。こんなのを市場に出すのか?」
posted by へたれぷに at 22:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

XX月の出来事

その指示は、200X/XXに出た。

規制が改正されると言う噂が業界で流れていた。
規制が改正されれば、その製品が出荷できる。
前例からその製品が大ヒットする可能性があった。

この会社は既にOEMで該当製品を出荷している実績があった。
事業部長の若林はいけると思った。

「この製品を規制解除と同時に出荷出来れば、凄いことになる。
事業部の存続も可能だ。」

事業部は売り上げ不振、ヒット商品を自らつぶしたことにより、
取りつぶしも噂されてる状態であった。

事業部長として部下を預かる身として出せる判断は

『規制解除と同時に製品を出荷すること』

であった。

その指示は開発グループにとって悪夢のデスマーチの始まりとなり、
その商品を購入した消費者にとっても期待と悪夢の混ざった出来事の
始まりであった。
タグ:デスマーチ
posted by へたれぷに at 21:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

ある開発製品−日記 (はじめに)

去年の終わりから始まった某製品・・・。
現在、市場に出回り、果てしない不具合を生んでいる。

こいつは当初からやばかった。
やばくないわけがない。

その製品はOEM向けに出荷されている製品を元に製品化が行われた。
OEM向けに開発が行われた時から既にヤバイ状態だった。

何がやばかったのか?

開発期間が異常に短いこと、動けば良い的な会社の雰囲気、
パートナーとなっている台湾のソフトウェアメーカのスケジュール
に対しての意見を一切無視した状態、全てがやばかった。

冷静に考えると、この会社・・・いや、うちの事業部はかなりおかしい。

新製品の開発期間:1週間

しかも品質保証部門の評価も合わせて1週間である。
品質保証部門に「動作不可」の状態で提出し、1週間で実装する。
「動いた時に出荷」と言うようなケースもあった。

この年末から始まったこの某製品は、その事業部の悪い部分が全て詰まった
開発製品と言える。
タグ:デスマーチ
posted by へたれぷに at 21:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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